Contents
記述の基本的なルール
横書きは算用数字(0, 1, 2,…)を、縦書きは漢数字(一, 二, 三,…)を使うということを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか
?
Webページは横書きであることがほとんどなので、算用数字を使うことが大前提ですが、例外や紛らわしい例を紹介したいと思います。
第1回?第一回?
「第1回餅つき大会を開催します」という文章はどうでしょうか?
第●回という場合は、算用数字で書くのが通例です。
(例)第2回全国大会、第5回社員総会など
横書きでも漢数字を使う場合
四字熟語や固有名詞の場合は、横書きでも漢数字を使う場合があります。
(例)一石二鳥、一問一答、百戦百勝などの四字熟語
(例)北斗七星、二酸化炭素などの固有名詞
このあたりは通常からしっかりと使い分けているのではないでしょうか?
北斗7星、1石2鳥は違和感がありますもんね。
1年?一年?
では「いちねん」の場合はどうでしょうか?
小学1年生、高校3年は算用数字を用います。
他に、「保証期間は購入から3年間」も算用数字です。
漢数字を用いるケースもあり、「一年中暖かい気候」の場合は漢数字です。
1級?一級?
「英検3級に合格した」の場合は算用数字です。
漢数字を使う場合は「一級品のお茶をいただいた」の場合があります。
級と段で違う?
英検3級、漢検準2級などは算用数字ですが、剣道二段、将棋七段などは漢数字を使うことが多くあります。
でも「階段を100段登った」は算用数字ですね。
単語の中に算用数字と漢数字を混在させる場合もある
「3人一組で行動する」、「10年に一人の逸材」の場合は算用数字と漢数字を混ぜて使うことがあります。
算用数字か漢数字かは絶対のルールではない
色々な例を紹介してきましたが、必ずしもこの場合は算用数字を、漢数字を使わなければならないということではありません。
「英検三級」でも「第一回株主総会」でも問題ありません。
注意すべきは、Webページ内で統一した表記にすることです。